チャンティングとSB2-2-30の8つの注意事項の関連性

クリシュナアヴァターラダーシー

前書き:イスコンに初めて来た方であっても、堂々とお伝えするべきことがあります。
それはー、ハレマハーマントラを唱えることです。始めたばかりの時は、誰しも通るマントラへの侮辱、献身者への侮辱。クリシュ
これらを避けるためには、どうするべきなのか、考察してみます。

 

本文:
あえて、唱名の8つの禁止事項(10の禁止事項ですが、8つを選択します)とSB2-2-30の8つの注意事項とを照らし合わせてみます。自分の心にどのような影響を与えられているかも、確認してみます。

1. 献身者を侮辱すること(唱名に対する10の禁止事項)
1) 純粋な献身者の御足に侮辱を犯すことは、狂った象にたとえられる。(SB2-2-30 8つの注意事項)

1] 庭とは、自分の心をたとえていると思われます。自分が他人に対して侮辱を犯すこともさることながら、外的に人々からの侮辱、更にそうした人々と自分が接触することで起きる侮辱を避けなくてはならないことと感じました。(自分の解釈)

2. 半神たちをヴィシュヌと同じと見たり、クリシュナとその名を別々に考えること(唱名に対する10の禁止事項)
2) 献身者の御足への侮辱を犯さないように注意して自らを守らなければならない。例えば、周りを全て柵で囲って匍匐植物を守るようなものである。(SB2-2-30 8つの注意事項)

2] 私の場合、グルによって塀を立てて頂き、私自身を守ることになるのだと思われます。(自分の解釈)

3. グルの教えに背くこと(唱名に対する10の禁止事項)
3) 水やりのプロセスで雑草が何本か生えることがある。そうした雑草を根こそぎにしなければ、バクティヨーガのプロセスを育てることが阻害される。
(SB2-2-30 8つの注意事項)

3] バガヴァッドギーターの第1章第1節のプラブパーダの解説、”たんぼでは、余計な植物は全部抜いて稲だけにする。”に一致しています。ここで、私は、雑草とはグルに対する疑い、ということも含めなくてはならないと思いました。(自分の解釈)

4. ヴェーダ文献を侮ること(唱名に対する10の禁止事項)
4) 雑草とは、物質的楽しみのことで、絶対真理に溶け込もうとしたり、宗教団体での解放を求めたり、経済発展や感覚満足を得ようとする欲望のことである。
(SB2-2-30 8つの注意事項)

4] 物質的欲望は、根絶やしにしなければならないでしょうが、事あるごとに経済発展を夢見てしまいます。
さらに、精神的欲望、これが誰であっても見抜くことが難しい雑草だと思います。なぜなら、心の中で、私は”私の考えがある”と頑固に主張しています。他人の言葉に協調したふりをしているにすぎないことは協調していないのと同じです(自分の解釈)

5. クリシュナの栄光を誇張であると考えること(唱名に対する10の禁止事項)
5) 教典に対し、不従順であったり、必要ない誓いをしたり、動物を殺すこと、物質的利益、名声や賞賛への渇望といった雑草がたくさんある。(SB2-2-30 8つの注意事項)

5] 教典を疑ったことがないことが私の心の救いです。しかしながら、グルを疑う気持ちが出てきたことが情けない。姉妹弟子に嫉妬しました。(自分の解釈)

6. 主の名を自分勝手に解釈すること(唱名に対する10の禁止事項)
6) 注意を怠れば、水やりのプロセスが雑草のはびこるのを助長し、神の愛が実を結ばないことになる。(SB2-2-30 8つの注意事項)

6] 主の名前を自分勝手に解釈……案外、誰であってもそうしたプロセスを踏んで、正しく理解していく気がします。結局、主の偉大さはわかっても、主の心や、主の計画など理解できません。(自分の解釈)

7. 主の名を頼って罪を犯す(唱名に対する10の禁止事項)
7) 献身者は、最初のうちに雑草を根こそぎにしなければならない。そうすれば、大切な匍匐植物の健全な成長が妨げられることはない。(SB2-2-30 8つの注意事項)

7] 一瞬一瞬を大切に生きる必要があるのは、人は弱く出来ていて、罪を犯しやすいからだと思います。罪悪感はかえって自分の成長を妨げるので難しいところですが、雑念が湧いたら脇においてチャンティングをすることが大切だとわかりました。(自分の解釈)

8. 唱名を幸運を呼ぶ儀式の一種と考えること(唱名に対する10の禁止事項)
8) 柵を囲い、匍匐植物を育てるように水やりをしながら、雑草を抜くことで、献身者は神の愛の結果を味わえる。そうすることで、今生きている生命体の中にいてさえも、実際にクリシュナと共に生き、一歩ごとに主を見ることができる。
(SB2-2-30 8つの注意事項)

8] 私は感覚的に、プラブパーダは、ご存命の際、クリシュナと一緒に歩いていた、と感じていました。単なる感覚ではなく、ここでの解説でプラブパーダご自身が確証されていることが嬉しいです。(自分の解釈)

9. 主の名を不忠実な人に教えること(唱名に対する10の禁止事項)
SB2-2-30に該当なし。

10. 主の唱名を理解した後でさえ物質的執着を心に留めること(唱名に対する10の禁止事項)
SB2-2-30に該当なし。

 

結論: チャンティングは、クリシュナへの感謝の思い、周囲に感謝して行うべきである。
しかし、感謝は自然に湧き上がる気持ちでなくてはならない。
そうすることによって、SB2-2-30解説の最後、”人生の最高の完成は常に主との交際の中で人生を楽しむことであり、これを味わうことができる人は、物質世界の一時的快楽を追い求めない。”という境地へたどり着きます。